CACA現代アート書作家協会 特別顧問 岡本光平

書業50周年 岡本光平展 高松三越3

書業50周年 岡本光平展 高松三越3

折茂です。


画像の説明


「利休」と「泪」。
秀吉から切腹を命じられた利休が、最期に自ら竹を削ってつくった茶杓を、形見分けとして古田織部に託します。
茶の弟子であった他の武将たちが、秀吉の癇気を怖れて利休を敬遠する中、織部と細川忠興だけが淀川での別れを見送ります。
利休切腹後、織部は茶杓を納める黒漆の筒をつくり、筒に小さな穴をあけて茶杓を位牌として拝めるようにしました。
名古屋の徳川美術館にて、利休忌の2月28日前後に公開されているこの茶杓は、「泪」と名付けられています。


画像の説明 画像の説明
パピルスに書かれた「利休」作品、その額は約400年前に建てられた讃岐のお寺の縁板に使われていた椋(むく)の古材です。
椋の木は昔、大八車の車輪に使われていたというほど堅い材木なので、今日なお額としてもいい風格を放っています。
この椋は間違いなく、利休と同じ時代を生きたものであり、400年後にこのような形で両者が邂逅しました。


画像の説明


「泪」の第三画は茶杓に、目は穴を穿った筒に見えませんか?
桃山は日本の伝統文化より舶来品が尊ばれた時代。
「利休」の作品からは、茶道に朝鮮の井戸茶碗を取り入れた前衛アーティスト利休の
「よくぞワシをパピルスに書いてくれはった。」
と喜んでいる顔が浮かんで来ます。

書業50周年 岡本光平展
■会  場/高松三越 美術画廊
■個展会期/4月4日(火)~10日(月)
ギャラリー・トーク「茶の湯と日本人の書」4月8日午後2時~3時
※リクエスト・ライブ 4月4日~9日の午後1時~6時


powered by Quick Homepage Maker 5.1
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional