CACA現代アート書作家協会 特別顧問 岡本光平

仙台・岡本光平空海展4

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折茂です。
岡本光平臨書 宗峰妙超「秋風の偈」
この作品を最初に見た時の印象は、最高に強烈でした。 湘南の海で小魚と戯れ泳いでいたら、突然目の前に巨大クジラが現れたような迫力に圧倒され、自分が大海に投げ出されたような気がしました。

今回の個展のテーマは「空海」であり、大燈国師は関係ありません。
しかし出会った時から、この作品は仙台の会場に飾りたいと思っていました。
自分はこの作品から力をもらい、詩の素晴らしさに打たれました。
未曾有の震災に遭っても、岡本光平展を支え続けてくださった仙台の皆さまに、この作品を見て頂かなければと思ったのです。

お陰さまで日本の禅文化の祖である大燈の作品も、密教の祖空海の「益田池碑銘」も、それぞれお買い上げが決まり、仙台にとどまることとなりました。

一つ不思議なのは、大燈国師の臨書を求めてくださったお客さまが、1ヶ月ほど前に大徳寺を訪ねていたこと、これを因縁というのでしょうか。

以下、岡本光平先生の解説です。

宗峰妙超は後に乞食大燈と呼ばれ、若い頃は京の三条橋の下の乞食の群れのなかにいたところ、花園天皇に見いだされ大徳寺の開祖となった。
その禅風は峻烈、書は豪放磊落で、茶の湯の世界の日本人墨跡では一休と並んで最も崇敬されている。

「秋風の偈」は、歴史上の最大の禅師の一人である虚堂智愚(きどうちぐ)が、諸国行脚に出る弟子たちに向かって与えた偈(げ)の一節である。偈とは仏の教えや徳をたたえる詩句。

秋風淅々(せきせき) 秋水冷々(れいれい) 千辛万苦負笈担簦

〈大意〉夏の厳しい夏安吾(げあんご)の修行も終わり、秋風がざわざわと立ち、水もひんやりとしてきた。笈(おい)を背負い、笠や雨具を担い旅に出て苦労を重ねることだろう。気をゆるめずに修行者の本分を貫いて欲しい。


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